一番大切な栄養素はなんだかわかりますか?
ビタミンでしょうか?いやミネラルの方が重要かもしれない!
そうではない。一番大切な栄養素はタンパク質です。
と言うことで、今日は「たんぱく質」についてのお話です。
タンパク質は、脂質、糖質と並び三大栄養素の中の一つで、体の大部分を構成しているとても大切な栄養です。
筋肉はもちろんのこと、内臓や血管なんかもタンパク質で出来ていますし、髪の毛や爪も、骨でさえタンパク質という基盤の上にマグネシウムという糊でカルシウムを貼り付けたみたいな構造をしています。
とても大切なタンパク質ですが、毎日の食事で十分に摂取している人って意外に少ないんです。
とくに年齢を重ねるとほぼほぼタンパク質が欠乏しています。
年と共に爪が弱くなるのも、髪の毛が雀の巣のようにパサつきながらフワフワするのもタンパク質が足りていないからです。
高齢者に近づけば近ずくほど胃酸の分泌が減少してきます。そうすると自然とお肉が食べられなくなってくるんですね。
でも年取ってお元気な方ってみなさんお肉大好きな方が多いです。そういう方は胃酸の分泌がいくつになっても盛んです。だからお肉が美味しく食べられる。その反対に若くても胃弱だとお肉が厳しく感じてしまう。
若くてお肉が厳しく感じるようなら一度ピロリ菌の検査をお勧めします。胃癌の9割以上がピロリ菌によるものだからです。また胃弱対策については別ブログで書いていきます。
さてタンパク質です。
もし食事から十分なタンパク質を摂取することが難しいようであれば、プロテインを飲むことをおすすめします。
プロテインは脂質をほとんど含まないタンパク質ですからダイエットにも効果的ですし、食事で足りない分のタンパク質の補給にはかなり便利です。
よく「プロテインを飲むと筋肉がつくからいやだ!」と勘違いされている方がいますが、プロテインはただのタンパク質ですから飲んだだけでは筋肉はつきません。お豆腐や卵を食べても筋肉がつかないのと一緒です。タンパク質どころか、アナボリックステロイドを飲んでもハードに運動しなければ筋肉なんてつかないんですよ!
ですが無自覚なタンパク質欠乏の人がプロテイン飲むとなんか体の調子が良くなる!というのは確かにあります。
タンパク質は体重1kgにつき1.2〜1.5g必要です。体重50kgなら約60gくらい。
お肉換算すると1日/300g、卵なら8個、納豆なら9パック。。。。
ほとんどの人がタンパク質不足というのもうなずけます。
でも一番大切な栄養ですから、食生活の見直しをタンパク質の摂取から行ってください。
今日のブログのまとめです。
「タンパク質をしっかりと、足りなければプロテインからでもとるべし!」
以上です。
次回の食ブログは体調不良の方必見!「亜鉛」についてのお話です。